"ザ・コーポレーション"やばいよこれ


http://www.uplink.co.jp/corporation/

5月23日
UPLINK Xにて

ブロガー割り引きで、1000円で観賞


渋谷駅からはちょっと遠い。

一階のバーでクランベリージュースをゲットして準備OK

部屋の中はちょっと暑かったです。
座席は、普通のいすを並べてる感じで、50席ぐらい。

ジュースの置き場がほしいよー…


プロジェクターでの上演開始



はっきりいって

打ちのめされた…



利益にとらわれた企業の冷酷非道な行為を
非常にわかりやすく、
これでもかというぐらいテンポよく流していた。


一つ一つの話が結構ディープだったりはじめて聞く話が多くて自分なりに咀嚼している間に話は次の話題になっている。
このテンポで、授業とか受けてたら、頭よくなりそう…
(頭の回転早くするために、倍速でテープ聞いたりするのとかあるじゃん。そんなイメージ。)

でも、そんなこと考えてるうちは、まだ余裕だった。


企業を人間に例えて精神分析するとサイコパスになる。


そのサイコパスだという証拠が次々と画面に映し出される。
企業がいかに利己中心か、いかに人に冷たいか。
とてつもない量だ。


開始一時間で、もう放心状態。
あとは、ひたすら、頭の中になだれ込んできた。


異常に疲れた。


頭の中でエントロピーが増大して、元に戻んなくなっちゃった。
そんな感じ。



2時間30分は長いよ!


なかなかうまく説明できないけど、
つまらないといって、
画面から目をそむける事はできだけど、
それはなにか違う気がした!


全ての企業がそうじゃない。でも多すぎる!
そして、僕らはそこに属している。


で、僕が何を感じたか?


こんなの見たら経営者になんかなりたくなくなるよ!
混沌としすぎていて、もう復旧は不可能だ!
こんな社会にもう絶望しそうだよ。
なのか
彼らみたいには絶対にならない。
彼らに立ち向かうすべはないのか。
僕らは、まっとうな企業の社会を目指すんだ
なのか?


これを撮った人たちは、前者のち後者を望んでいるのかもしれないけど、
見終わった後の感想は、圧倒的に前者だろう。


残念ながら、僕は今のところ経営にはまったく興味がない!
俺みたいない奴は見るべきではなかったのか?
対極を見ることが重要なのか?
ニーチェは弱者は弱者であることを認識しなければならないといった。


わけがわからなくなってきた。

今日受けた刺激を咀嚼するにはしばらく時間が必要そうだ。


マイケル・ムーアが、自分の映画を放映する会社に向かって
”彼らは自分の首を絞める縄だろうが儲けられさえすればお構いなしさ。
俺は彼らの縄でありつづけたい。”
みたいな事を言っていた。


マイケル・ムーアは、とてつもなくタフだ。


そしてマーク・アクバーにしろジョニファー・アボットにしろジョエル・ベイカ
彼らも恐ろしくタフだ。



たまにはこういうのもいいけど、
ちょっと気分転換したくなってきた。