万博に行ってきた!期待のちショック

夏休みを使って名古屋-大阪に遊びに行ってきた。
万博編

僕らは、期待に胸を膨らませて、万博会場に到着した。
駐車場は、万博会場からやや距離を置いた場所に設置されており、万博会場まではシャトルバスでいく仕組みになっていた。
万博会場に降り立った僕らの前に、まず、ゴンドラが目に入り、その先にばかでかいトヨタ館の建物が目に入った。
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その景色は、これから楽しいことが待ってるであろうことを容易に駆り立てられたのだが・・・・。

トヨタ館が3時間待ちであることを知った僕らは、
その価値に耐えうるものであるとは、到底思えず、トヨタ館はあきらめることにした。
乗車もできないのに3時間なんてありえない
他の企業パビリオンについても似たようなもので、2時間待ちを越えるところが多かった。

そこで、僕らは、ゴンドラに乗って比較的すいていそうなグローバルコモンから見て回ることにした。

"せっかく万博にきたのだから、グローバルコモンいかなきゃね。"

と会話しながら、まずはヨーロッパ・・・ポーランド

15分ほど待ち僕らの番になり上演が始まった。
そこには、1台のピアノと壁面にプロジェクターが何台か置かれていた。
左、右、前方と3画面のディスプレイに映像が映し出され、
そこには、稚拙で幼稚な合成映像とアンマッチな音声が流れていた。

これは何?何がしたいの?早くピアノひかねぇかな。
と耐えること10分。
ようやくピアノ演奏かなと思っていたら、なんと、上演終了のアナウンスが????

一番目立つところにおいてあるあのピアノはいったい何?
何度か舞台を横断していたお前らはいったい何?
ピアノマンじゃないのか?歌わねぇのか?

会場全体に嫌ーな空気が充満していた。

これで、免疫がついた僕らだったが、この後、ヨーロッパ、アフリカと回ってみたのだが・・・。

あれ?これは何?これが万博?
大変だ、ぜんぜん面白くない!

なんだか、体験というよりは、ただ展示してあるだけのところが多く、いったいこれで何を楽しめというのか?
正直受動的なパビリオンが多すぎるし、いったい俺らの税金で何してるんだと悲しくなってきた。

あまりに期待とのギャップに僕らの中で万博への興味がすでになくなっているのがわかった。
万国博覧会っていったい何?

”あと、見るとしたら食事と乗り物ぐらいかなぁ?”

アフリカ館でカレーを食べ、IMTSに乗車して、EXPOエコマネーセンターと比較的すいていたJR東海超電導リニア館を見て
僕らの万博は終わった。

そこには僕らの気持ちを察するように雨が降ってきた。
確かに万博で利用されている設備(AED等)や仕組みに関して評価されているらしいけどね。肝心なのは、中身ですから!!

ネットやテレビや雑誌で国の情報はある程度手に入るし、万国博覧会ってもう役目終わってるんじゃねぇの?
よその国の万博に本気で取り掛かる国ってあるのかね?
そもそも意図が良くわからなくなってきた。

子供のころ見に行った筑波博は面白かったよ。科学博だったけどね。
そして
USJの方が10倍面白い!